自炊をしたいと思っている方「簡単に自炊できる方法ないかなあ。でも料理できないし続かないんだよなあ。どうしてもついついコンビニで菓子パンとか買っちゃうんだよなあ。」
こういったお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 自炊が簡単にできるようになるたった一つのコツをお伝えします
- 料理が苦手な人でも問題ない理由
- ついついコンビニでパンを買っちゃっても自分を責めないでください
この記事を書いている僕は社会人になってからの8年間ずーっと自炊を続けていて、一人暮らし歴は通算6年です。
そのなかでまったく自炊をしないお客さんと話していて、感じることにもとづいてお話します。
自炊が簡単に続けられるようになるたった一つのコツをお伝えします
結論言います。
ズバリ
「とことん自炊のハードルを下げることです」
具体的に解説しますね。
どういうことなのか?
まず、3つの観点で自炊のハードルについて考えます。
- 心理的
- 味覚
- 手間、時間
自炊が簡単にできないという方はこの3つの観点からみて自炊へのハードルが高すぎるんです。
1つ目の心理的なハードルというのは
「自炊=めんどくさい」というイメージが強すぎて、その手間を自分は超えられない。と思い込んでしまってることです。
自炊っていうのは実はそんなにめんどくさくないんです。たしかに外食やコンビニでぱっと買って食べるほうが時間や手間は少ないです。
でも自炊も思ってるほど時間かからないし、テキトーにやっても大丈夫です。
あなたは食べ放題の焼肉に行ったことはありますか?
食べ放題の焼肉屋ってドリンクバーとかサラダバーとかあるじゃないですか。
あれは定義上外食ですけど、わりと自炊してると思うんです。
自分でお肉焼くし、自分でタレつけて味付けするし、自分で野菜取りに行くし、自分でドレッシングかけるし、自分で炊飯器からご飯よそいますよね。
で、特に
肉を加熱して、自分のタイミングで加熱を止めて、味をつけて食べる
これってもう完全に料理してると思うんです。
つまり、自炊がめんどくさい、自分は料理ができないと考えてる人も実は料理できるんですよね。自分のなかで「自炊=めんどくさい」というイメージが強くなりすぎてるんです。
まず、自分は料理ができるという事実を認識して、自炊に対する心理的なハードルを下げましょう。
いや、実際やってみたうえで手間かかってん。
という方に向けても、手間、時間については3つ目でお話するので、もう少しこの記事を読み進めてください。
2つ目の味覚についてです。
味覚のハードルが高いんです。「自分が作ったものが自分の期待していた味を超えられない」という問題ですね。
外食やコンビニ飯に慣れてしまっている人はおいしいものに慣れてしまっているので、自分で作ったものがそれらに劣っていると感じてしまいます。
自分で手間暇かけたのに、手間暇かからない外食のほうがおいしかったら当然自炊なんてやる意味を感じられないですよね。
でも、実はそこには一つ、大きな問題が潜んでいます。
あなたは加工食品の味に味覚を奪われてしまっています。
外食やコンビニ飯というのは美味しいですよね。でもこれっていうのは人工的に作られた味なんです。
砂糖、人工甘味料、塩分、サラダ油などが大量に使われてるから美味しく出来上がるんですね。
ですが、これらの味というのは脳に対して刺激が強すぎます。
これらを食べると、ドーパミンというホルモンがドバッと出てきて、脳が必要以上に興奮します。もっとほしい!もっとほしい!ってなるんです。
味覚を含め五感というのはすべて脳で処理されますから、脳がほしいと判断したら、食べたくなっちゃうんです。
そうなると、自分で作ったものでは物足りなくなってしまいます。
ですが、味覚って慣れれば変わります。今は加工食品に慣れているので、自分の作ったものでは物足りないですが、しっかりと舌と脳を慣らしていけば薄味、素材本来の味で満足できるようになります。
こういったことが書かれているのがこちらの本になります。
ぜひ読んでみてください
【中古】 味覚を変えればやせられる / 森 拓郎 / 大和書房 [単行本(ソフトカバー)]【メール便送料無料】【あす楽対応】
素材本来の味で満足できるようになって味覚へのハードルが下がると、先ほどお伝えした自炊に対する心理的なハードルもぐっと下がります。
3つ目の手間、時間についてです
これですよね。
まず「自炊=めんどくさい」っていうのはイメージじゃなくて事実なんやと
ですよね(笑)
わかります。たしかにめんどくさい部分はあります。片付けとか。これは間違いない。
正直この部分は外食、コンビニ飯にはかなわないです。
でも、このめんどくさい作業も考え方を変えるとかなり時短できるようになります。
実際僕が自炊にかけてる時間てめっちゃ早かったら1食3分ぐらいなんです。
コンビニ行って買うよりテキトーに冷蔵庫にあるものでぱぱっと済ましたほうが速いこともあるんですよ。
こう言うとめちゃくちゃ料理が得意なんちゃいますのんとか思われるかもですけど、そういうことじゃないんです。
っていうのも、素材の味で満足できるようになると、調理の手間が少なくて済むんですよね。
例えば、バナナとかみかんってどうやって食べますか?
そのまま食べることが多いですよね。でも、皮をむくっていう最低限の処理はしますよね。それだけでも十分美味しいじゃないですか。
そんな感覚でほかの食材も必要最低限の処理だけして食べる感じです。
米は炊飯器が炊いてくれるし、肉魚は最低限火が通ってればいいし、野菜なんかほとんどそのままいけちゃうし。
そうやって考えると、自炊にかかる手間と時間って実はそもそもそんなに必要じゃないんですよね。
以上の
心理的、味覚、手間時間、この3つのハードルを下げることができるとかなり自炊しやすくなると思います。
そんなこと言われても実際、外食のほうがおいしいし、そんな簡単にご飯つくれないし、、、という方に向けては、こちらの記事を読んでみてください。できるだけ丁寧にこの3つのハードルが下がっていくように考えてみました。

料理が苦手な人でも問題ない理由
ここまで読んでいただいた方は料理が苦手な人でも大丈夫ということがわかると思います。
自炊ができるようになるためには料理が苦手でも全く問題がないんです。
なぜなら、自炊っていうのは料理することではなくて、
自分の分の食材を、自分のために、自分が食べられる状態に加工することだからです。
自分が食べられたら良いんです。別にインスタにのせる必要もないです。
ちなみにある日の僕の朝ごはんです
実は今筋トレしてるのでかなりタンパク質多めになってます。
白米、卵、納豆、ささみ、キャベツ、味付けは塩コショウと醤油。
これを用意するのにかけた時間て5分ぐらいですね。前日の夜に米炊いたり皿洗ったりすること考えても10分ぐらいかと思います。
おいしそうには見えないですが、普通においしいです。で、物足りないとおもったらちょっとここに塩とかオリーブオイルとかかけといたら問題ないんですよね。
なんせ僕の味覚に対するハードルは自炊歴8年の間に下がりまくってるので、もう何食ってもおいしいです笑
こんな食事するぐらいだったら外食でいいやって思う方は
こちらの記事を読んでみてください。

考え方は人それぞれですし、1分1秒でも惜しいという方は自炊すると時間かかるので、やらなくてもいいと思います。
そうでなければ自炊ってたくさん良い事があるので、ぜひ、チャレンジしてもらえたらな〜って思ってます。
自炊ができない自分を責める必要はまったくありません。
ここまで読んでいくと、ぼんやりと自炊ができない理由とその克服の方法が見えてきたと思うんです。
でもやっぱり外食しちゃうんですよね〜。コンビニ行っちゃうんですよね〜という方にですね、これもお伝えしておきたい。
どこで何を食べようが、自分を責めないでください。
なんでこんな話するのかっていうと、
以前、僕が施術させてもらってる方でけっこうふくよかな方で、毎日3食コンビニ飯で菓子パンが食事のほぼ半分をしめている方がいました。
コンビニに偏るのは良くないですよ〜。できれば肉とか野菜とかも食べてくださいね〜って何度かお伝えしてたんですよね。
である時、
「将来不安なんですよねえ。先生に野菜食べないと健康になれないよって言われたから。でも自炊するのもめんどくさいしなあ、、、」
ってすごい元気なさそうに言うんですね。
けっこうショックでした。
元気になるために情報を伝えてたつもりが、その方の心を追い込んでしまってたんです。本末転倒ですよね。
たしかにコンビニの飯に偏ったらあんまり良くないかもしれない。
自炊したら健康になるかもしれない。
でも心が健康でなければなんの意味もないんです。
こういった食品の健康情報に囚われすぎて、何も食べることができなくなってしまったり、過剰に反応することをフードファディズムといいます。このときまでそんな概念を知りませんでした。
僕がこのブログを書くのはこの文章を読んだ方に幸せになってほしいからです。
なので、自炊できなかったとしても自分を責めないでください。
今日の空腹をしのげたんだから。
今日食べたものは美味しかったんだから。
それだけで幸せじゃないですか。
何を食べるときも
いただきます。とごちそうさまでした。
これが言えるようになるのが大事なのかもしれませんね。
以上になります!
コメント